2022.10.03

M1MAX vs MBP2019 書き出し時間対決!

デジタル機材を担当しているdaikanyama digital imagingです!
今後もデジタル機材のあれこれをお伝え出来ればと思います。
どうぞよろしくお願いします。

早速ですが、最近やたら好評なMacBookPro M1MAXについて
試してみた事をお伝え出来ればと思います。(自社機材での比較結果です)

普段は写真で使うことが多く、プレビューや現像などM1MAXの速さを
実感する事はあるのですが やっぱり動画で試した方が差が出るでしょ!!
という事で、8K RAWデータを使って書き出しにかかる時間を比べてみました。

この2台で比較します↓

MacBookPro 2021M1MAX

10コアCPU 32コアGPU 16コア
Neural Engine搭載Apple M1 Max
64GBメモリ(DDR5) 2TB SSD

MacBookPro 2019 16inch

2.3GHz 8コアIntel Core i9
AMD Radeon Pro 5500M
64GBメモリ(DDR4) 2TB SSD

Intel社製のCore i9+RadeonPro5500M と
Mシリーズと呼ばれるApple silicon M1MAXです。

アプリケーションはこの2つを使ってみます。
Adobe Media Encoder 2022
Blackmagicdesign DaVinci Resolve

RAWデータは…
8K(8192*4320) 24fps 約3分45秒 データ容量12GB
こちらをHD(1920*1080) 24fps ProRes422 LTへと書き出してみます。

まずはMBP2019 16inch、Media Encoderにて…。
データをプレミアのタイムラインに配置すると、カーソルがカクカク。
レンダリング中のような動きになりました。8Kの洗礼でしょうか…。
設定を確認してMedia Encoderへ送信 → リターン!
しばらくするとファンの音が大きくなり、本体もかなり熱くなっています。

その時のCPUとGPUの動作状況はこちら↓

要した時間は…?
後ほどまとめます。

続いて….M1MAXで書き出してみます!

こちらも同じデータを読み込ませて…。

先ほどよりもスムーズにアプリが動きます。というよりもいつも通りに動きますね。
同じ設定をして…書き出し開始!


ファンの音がしない….?
そして熱くなーい!!!
これなら膝の上でも作業出来そうです。


こちらも動作状況を↓



良いタイムでした。やはり!


同じ書き出しをDavinci でも行って、簡単にまとめてみました↓


やはりM1MAXの方が速かった。という結果になりました。
おおよそのところ2倍のスピードで作業を終えたことになります。


2分が1分程度の作業であれば 有難さを感じにくいですが、2時間かかる作業が1時間に。
と考えるとなかなか響くものがあるのではないでしょうか。
移動時間に作業できる事も増えそうですね!

Davinciで2台の差が 約2.4倍と、2倍よりも増えてしまった理由として、CPUのサーマルスロットリング機能* が働いた可能性があります。PCクーラーなどで放熱を促しながら作業をするともう少し良いタイムが出たのかもしれません。


* CPU温度が上がりすぎた場合に自動的にクロック周波数を落として、PCの強制終了を避ける機能

★負荷の高い作業を予定している方
★時間効率を上げたい方
是非レンタルで試してみてはいかがでしょうか?


長期レンタルプランも準備しています。(お問い合わせください)

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